メイショウサムソンが凱旋門賞に出場したのだが、
全く見せ場も作れず10着に惨敗したようだ。
関係者のコメントによると、スタート直後に挟まれて
やる気をなくしてしまったのが敗因との事。
しかし、そもそもメイショウサムソンは凱旋門賞向きの馬なのだろうか。
私は正直全然向いていないと思っていたので、
今回は最初から無理だろうと思っていた。
メイショウサムソンの血統を見てみれば、
ダンシングブレーブの肌にオペラハウス。
血統の知識がちょっとある人なら分かるだろうけど
ガチガチのヨーロッパ血統である。
この血統の字面だけ見れば、メイショウサムソンは
ヨーロッパのコースに向いているように思えるだろう。
しかし実際に走りを見ると、とてもそうは思えないのだ。
たしかにこの馬はディープインパクトのような、
後ろから行って切れる足はないので、
なんとなくスタミナで粘るタイプに思われるのだが、
実際にはあまりスタミナがあるタイプではない。
菊花賞は4着に惨敗しているし、春の天皇賞でも、
しょうもないメンバーにギリギリ勝った程度。
なにより一番強い競馬をしたのは東京2000mの天皇賞秋だ。
実はこの馬は重厚な血統と、前で粘るスタイルから
スタミナがあると思われているだけで、
本当は中距離のスピードの持続を生かす馬なのである。
凱旋門賞は本当にタフなコースで、日本の2400mとは全く違うらしい。
結果を出すには相当なスタミナが要求されるコースのようなので、
その点でそもそもメイショウサムソンは向いてなかったと思っている。
それからこの馬は重馬場はあまり得意ではない。
やや重ならこなすが、本質的には良馬場でスピードを生かすタイプだ。
そのあたりもヨーロッパ競馬には向いてない理由の一つである。
向こうでは、わざわざコースに水をまいたりするぐらいで、
常に重い馬場でやると思った方がいい。
ヨーロッパで結果を出した馬は例外なく重馬場を苦にしなかった。
タイキシャトルしかり、エルコンドルパサーしかり。
その点でも私は難しいのではないかと思っていた。
まあそもそも向いてなかったのだから、結果が出なくても悲観する事はない。
むしろ天皇賞秋は最も得意な舞台だと思っているので、
もし出走してくるようなら、馬券はバッチリ買わせてもらうつもりだ。
東京得意のウォッカとディープスカイがライバルになるだろう。、
久しぶりに面白い競馬が見れそうな気がする。